2011年11月15日
世代別、医師の活路
こんにちは。グッピーズのメガネです。
これから来年の4月或いは6月にかけての約半年間は、
それを望む、望まないに関わらず多くの先生方が転勤や転職で新たな職場に移られる時期です。
これから転職活動を始められる先生方におかれましては、多忙な勤務と平行して、
転職という人生の大切な問題を、限られた時間で見極めなければならないのですが、
この時期の情報は移り変わりが非常に早いので、お困りの方は是非ご相談下さい。ところで、私が転職のご相談をお受けする先生方の年齢層は、
30代、伸び盛りの若手の先生、
40代、脂ののった中堅の先生、
50代のベテランの域におられる先生
と幅広い年代に渡りますが、転職の理由や目的はそれぞれの年代に特徴が現れております。
(もちろんすべてに当てはまる 訳ではございませんが、
割合が多いということで延べさせて頂きます。)
30代の先生方で目立つのは、現在の勤務先ではなかなか症例が積めない、
このままでは自分のスキルアップが望めないといったような転職理由が多く、
転職の先に、スキルアップの為のステージを求めておられます。
専門医を取得できる病院や、優秀な指導医がおられる病院 を望まれることが多く、
学びたいという熱意を強く感じさせられます。
10年後、15年後のご自分のポジショニングや人生計画に対して、
すでに危機感を持ち、その対策を考えておられる先生方が多いのは、
上にいらっしゃる中堅医師、ベテラン医師の現在の境遇を目の当たりしている(?)
からかも知れません。
では、その上にあたる40代の中堅の先生方の場合は、
やはり勤務環境(労働条件、待遇など)の悪化、将来不安といったご相談が多くあります。
上を見ればベテランの医師でポストは埋まっている、
下を見れば教えを請う若手医師が指導を待っている、目の前には患者さん、
ご家庭ではお子様が
受験を控えている大事な時期であったりと・・・。
本来なら、患者さんを救い、後進の教育し、そして家庭でも頼れる存在感を出したいと、
必死に突き進んで行きたいところではありますが、
出口が見えない、全力 で走り抜けた先に安泰と呼べる待遇が待っているのか分からない。
それに輪をかけて、同じ釜も飯を食った同世代の仲間が離れていく、
このままここにいたら自分はどうなってしまうのだろうという将来不安が膨らんでいるようです。
さらに上の50代のベテランの先生方の場合は、
同じように待遇、ポジショニングに不満を感じておられる方もいらっしゃいますが、
内面的にエネルギッ シュな方が目立ちます。
このままでは終われない、自分を正しく評価してもらえる環境があれば、
子供も独り立ちしたことだし、どこにでも行ってやってみたい。
医師人生の集大成をどんな環境で成し遂げようか。
このような力強さを持った先生が多く、
団塊の世代を生き抜いてきた知恵と経験を持ち合わせている、
という時代背景もあるのだろうかと感じさせられます。
年代ごとに特徴的な転職理由を挙げてみましたが、
どの世代でも、それぞれの境遇で危機感を感じずにいられないのが現状です。
それだけ、先生方をとりまく環境が非常に不安定で、
先行きの不透明感を拭えないものだと感じさせられます。
さらにめまぐるしく変化していきます。
もう、診療報酬で儲けるという時代は終焉を迎えることになるでしょう。
各病院が生き残りに鎬を削る中、医師個人に求められるものも大きくなってきます。
これからの病院選びは、単に待遇面だけのことではなく、
病院の経営方針をよく理解することも非常に重要なファクターになるのではないでしょうか。